気に入って購入したあるいは建てた家も年月が経つにつれて、住みにくさを感じたり危険が生じてきます。若い時には何ともなかった段差も高齢になるとちょっとした段差で足を踏み外してしまい転倒して、大けがをするという危険があります。じつは、高齢者の転倒やけがは自宅の中が最も多いようです。ですから、高齢者を抱えておられるご家庭は危険や不便を感じたなら早めにリフォームするもしくは建て替えを検討することは大切です。

大規模なリフォームと建て替えは同じようにお考えの方がおられますが、大きな違いがあります。リフォームというのは、既存の住宅を基礎部分を残したまま部分的に改修することです。それに対して建て替えは、既存住宅部分を基礎から取り壊して新しく立て直します。気になるのが費用ですが、全面リフォームをする場合、家の大きさや個所やスタイルなどによって費用は大きく異なりますが、350万円から2000万円ほど必要です。

改修個所を絞ることができますし、工期が短く居住中に工事ができる場合もあるというメリットがあります。建て替えとなるとさらに費用はかかり、建物の解体費、仮住まい、引越し、登記、などの諸費用が発生しますので1000万円から4000万円ほどかかってしまいます。大規模工事のために、新たに仮住まいをする必要がありますから、不自由が生じます。リフォーム・建て替えどちらにもメリットとデメリットがありますのでよく検討することは大切です。

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